一時所得【個人事業主の確定申告用語解説】

自営業・フリーランスで活動している場合、おろそかになりがちかも知れないのが一時所得ではないでしょうか。

一時所得とは?

一時所得(いちじしょとく)とは営利目的の事業以外から得た所得を指します。資産の譲渡などによって得た収益ではない、一時的に発生した所得も含まれます。

一時所得の具体例

  • 懸賞や福引の賞金や賞品
  • 競馬や競輪の払戻金
  • 生命保険に基づく一時金
  • 損害保険の満期返戻金
  • 死亡後3年を越えて支給が確定した退職手当金
  • 法人から贈与された金品
  • 遺失物拾得者や埋蔵物発見者の受ける報労金 など

一時所得の計算式
総収入額-収入を得るために支出した金額-特別控除額(最高50万円)=一時所得の金額
つまり、年間50万円に満たない一時所得には税金が課されません。
 

自営業・フリーランス視点のメモ

個人的に見てきた自営業の人ってギャンブル好きな人が多い印象があります。ギャンブル強い人は申告漏れに要注意!(その他の一時所得についても漏れのないよう気をつけましょう)

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花ちゃん

花ちゃん

確定申告が大好きなフリーランス
サラリーマンを経て2011年に独立。企業向けにWebマーケティングのお手伝いなど。
「会計や簿記が大の苦手で、確定申告シーズンはいつも憂鬱…」
だったんですが、青色申告を何度も経験するうちに大好きになりました。
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