タバコは無理？煙草を経費にする方法と勘定科目は？／確定申告と仕訳

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花ちゃん

確定申告が大好きなフリーランス

サラリーマンを経て2011年に独立。企業向けにWebマーケティングのお手伝いなど。
「会計や簿記が大の苦手で、確定申告シーズンはいつも憂鬱…」
だったんですが、青色申告を何度も経験するうちに大好きになりました。
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どうも、スゴイ確定申告.bizの花ちゃんです。

個人事業主フリーランスにとっては2月3月って確定申告の季節ですが、捗ってますか？さて、今回は「たばこって経費になるわけないよね〜」なんて思ってるそこの喫煙者なあなたに朗報かも…煙草が経費になるかどうかを書いてみます。（確定申告の仕訳・勘定科目についても解説）

…ちなみに僕はタバコを10年位前にやめた、嫌煙家ですのであしからず。笑

結論：タバコを経費にすることは可能です！／勘定科目は消耗品や交際費

経費になるかどうかの判断は「事業のために必要な費用なのか？」ということになります。そして、個人がプライベートで楽しむための嗜好品は経費になりません。つまり、タバコを家で吸ってるだけの喫煙者のタバコ代は経費になるわけありません。

でも、実は経費になるケースがあります。わかるでしょうか？

（タバコ屋さんはもちろん仕入れ代になるとして）実はタバコ屋さん以外の個人事業主であっても交際費や消耗品費として経費になるケースがあります。

タバコが経費になるケースその1：来客用のタバコを買い置き／勘定科目は消耗品費

今時のデザイナーやエンジニアからしたら信じられないかもしれませんが、来客用にタバコを用意しておく会社ってあるんです。僕の両親は建築系の自営業なんですが、親父は大の愛煙家。（1990年ごろ）小学校から帰り、家の隣にある事務所に遊びに行くと煙草臭くてヤニまみれだったのも良い思い出です。笑

そんな両親の事務所に出入りする人の喫煙率も高く、事務所にお客さん用のタバコが置いてありました。親父はマイルドセブンなんですが、よく来る取引先の人用にマルボロとセブンスターが常に置いてました。そして事務所でタバコを吸いながらコーヒー飲んで打ち合わせをするという世界。

この場合、来客用にジュースやコーヒーをストックするのと同じく、消耗品費として経費にできます。

タバコが経費になるケースその2：接待イベント（ゴルフなど）の景品や取引先などへのプレゼント／勘定科目は接待交際費

僕が子供のころ、両親の会社が取引している信用金庫のボーリング大会が年に2回くらいありまして、僕はいつもビリかブービー賞でした。（ブービー賞ってのはビリから2番めで、なぜか景品が豪華だったので毎回ブービー狙いで頑張ってました）

この時の景品にタバコ1カートンとかはつきもので、ボーリング場も完全喫煙OK。タバコをシケモクしながら玉転がしです。各家庭の小学生も10人くらい参加しているボーリング大会だったので、今だったら児童虐待だ〜！！！とか騒がれてもおかしくないくらい、タバコの煙にまみれたボーリング大会でしたよ。笑

親父はゴルフコンペもたまに参加してて、景品で米とタバコをもらって帰ってきたりしてました。

景品だけでなく、プレゼントとして取引先に送るなんてこともあり、これも経費になります。これはお中元などと同じく接待交際費となります。

まとめ

タバコを自分が吸うために買うのはなんの経費にもなりません。しかし、来客用に買い置きしたり、景品やプレゼントとして購入する分には堂々と経費として計上できます。

当たり前ですが、来客用のタバコと称して自分がプカプカ吸ってちゃダメですよ。

タバコ好きな取引先と毎月プレゼント交換会を開いてお互いに送り合うのは…ゴホゴホ。タバコの話をしてたら煙たくなってきたのでこの辺でおわりにしておきます。