医療費の範囲【個人事業主の確定申告用語解説】

確定申告の際、医療費や風邪薬の購入費用も経費になります。
 

医療費の範囲とは?

医療費の範囲とは、自分自身や生計を一にする家族の医療費を支払った時、一定金額の所得控除をうけることができる、その範囲のことです。
具体的には10万円(所得が200万円未満の場合は所得の5%)を超える部分の金額を事業主の所得から控除できます。(最高金額は200万円)

控除対象となる医療費の一例

  • 医師又は歯科医師による診察費又は治療費
  • 治療費又は療養に必要な医薬品の購入費用
  • 病院、診療所又は助産所へ収容されるための費用
  • 入院・入所のために払う部屋代・食事代等 など

 

自営業・フリーランス視点のメモ

所得の有無は関係ないので、共働き夫婦の場合でも合算でき、控除の対象になりますよ。

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花ちゃん

花ちゃん

確定申告が大好きなフリーランス
サラリーマンを経て2011年に独立。企業向けにWebマーケティングのお手伝いなど。
「会計や簿記が大の苦手で、確定申告シーズンはいつも憂鬱…」
だったんですが、青色申告を何度も経験するうちに大好きになりました。
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